引越しをする際、郵便局に転居届を出す方がほとんどだと思います。私も今までは郵便局に置いてある「転居届」のハガキに必要事項を書いてポストへ投函。という感じだったんですが、今回は初めてネットでやってみたのでその記録です。
まず転居届とは?転居届を出すとどうなるの?
転居届を郵便局に出しておくと、引越しによって住所が変わった場合でも、古い住所に送られてきた郵便物を1年間(※注1)は新しい住所に転送してくれるのです。転居届のハガキは郵便局の窓口に置いてあるので、持ってきて必要事項を記載しポストへ投函するだけでOK。
■転居届のハガキはこんな感じ(※2016年1月撮影)
※注1:転送期間は「転送開始日」から1年間ではなく、「届出日」から1年間となるので注意が必要です。ただし、転送期間経過後も転送することが可能のようなので、その場合は再度転居届を提出するだけで良いそうですが、一応郵便局へご確認ください。
Webで手続きしてみた
とはいえ、お仕事をしていたり、郵便局が近くになかったりすると、なかなか窓口まで行けないこともあるかと思います。そんな時は、郵便局が運営している「ウェルカムタウン」というWebサイトで転居届の手続きが簡単にできるらしいです。
私も今回初めてWebで手続きしてみました。スマホとPCからできるようですが、今回わたしはPCで手続きをしました。なお、Webで転居届の申込をする場合、メールアドレスが必須となりますので、ご準備ください。またPCでの申込時は携帯電話のメールアドレスが利用できないのでご注意ください。
1.まずは、Webサイトへアクセス
Webサイト→WelcomeTown
※画像をクリックすると別ページにて拡大画像を表示できます。
2.e転居へのお申込みはこちらをクリック
3.利用確認
利用確認を読んで、同意した場合のみWebでの手続きが可能です。同意するにチェックして「次へ進む」をクリック。
4.届け出をする人の氏名・メールアドレスの入力
届け出をする人の氏名の漢字とフリガナ、メールアドレスを入力して「次へ進む」をクリック。
5.確認画面で入力した内容を確認
先ほど入力した氏名・メールアドレスが出てくるので、再度確認し間違いなければ「次へ進む」をクリック。訂正したい場合は「入力画面に戻る」をクリックして修正する。
6.確認メール送信
先ほど入力したメールアドレス宛てに確認メールが送信されます。
7.確認メールのURLから手続きを続行
【「e転居」メールアドレス確認完了のお知らせ】というタイトルのメールが届きます。メール本文にある「e転居」転居受付URLをクリック。
8.転居前、転居後の住所を入力
メールのURLをクリックすると、再び入力画面が表示されるので、旧住所と新住所を入力し「次へ進む」をクリック。
9.確認画面で入力した内容を確認
先ほど、入力した旧住所と新住所の確認画面が表示されるので、入力内容に間違いなければ「次へ進む」をクリック。修正したい場合は「入力画面に戻る」をクリックする。
10.転居する家族分の氏名・フリガナ、転送開始日を入力
①転送したい家族全員の氏名とフリガナを入力。
②旧住所から引っ越さずにそのままお住まいの方がいらっしゃる場合は、「います」にチェックを入れて、その人数を入力する。(例:一人暮らしをする際に、実家に両親が残る場合は「います」にチェックをして、2人と入力します)
③転送開始日を入力(※転送を開始するまでに一週間ほどかかります)
全て入力したら「次へ進む」をクリック。
11.確認画面で入力した内容を確認
先ほど、入力した内容の確認画面が表示されるので、内容に間違いなければ「次へ進む」をクリック。修正したい場合は「入力画面に戻る」をクリックする。
12.届出者情報の入力
①入力した届け出者のフリガナが出てくるので「本人」「家族」「同居人」「従業員」の該当する箇所にチェックを入れる。
②届出者の電話番号を入力(※手続き完了のため、発信通知をONにして電話する必要がありますので、必ず使用する電話番号を入力が必要です)
全て入力したら「次へ進む」をクリック。
13.転居受付センターへ電話をかける
①受付完了のため、「転居受付センター」へ電話をかける。自動音声の指示通り進んで「確認番号」を入力する。手続きが完了すると自動で電話が切れる。
②電話が終了した後、こちらの受付画面にある「申請登録ボタン」をクリック。
14.転居届の受付完了
使用した感想
サイトは分かりやすく、スムーズに進行できた気がします。
私は、最初に届出者情報を入力するところで自分の名前ではなく主人の名前を入力してしまったので、最後に電話番号を入れる時も主人の携帯番号を入力してしまいました。戻って修正しても良かったのですが、結局仕事中の主人に電話してもらいました・・・汗。
入力に慣れている方はラクに感じると思います。住所や名前だけの入力は言え、入力に慣れていないと面倒と思われる方もいらっしゃるかもしれません。書いてポストに投函するだけでいいハガキの方が楽かも知れないですね。