前回「卵巣出血で入院( ;∀;)Part1」の続きです。
転院先へ搬送
人生で2回目となる救急車は転院先への搬送だった。
8時半くらいに救急車が到着して、ベッドから担架に乗り換えて救急車へ。
救急車に乗るとまた同じような質問をされる。体温や血圧を計りながら移動する。最後にしてくれた痛み止めがよく効いたようで少しウトウトし始めた。救急隊員の方も少し眠っても大丈夫ですよ。と言ってくれたので病院に着くまでの間少しだけ眠った。
言われた通り9時過ぎに転院先の病院に到着した。
すぐに病衣に着替えて、レントゲンや心電図を取って、内診をすることになった。
内診は外来の診察室じゃないと出来ないということで、車いすで外来の診察室に移動した。結果はすぐに出た。
卵巣出血
結果はタイトル通り「卵巣出血」。
卵巣出血とは?
急にお腹が痛くなったような場合、婦人科に関係した病気では子宮外妊娠や卵巣からの出血(卵巣出血)が原因として多いです。いずれもお腹に中に出血して痛みがでます(腹腔内出血)。
卵巣からの出血は月経周期のいつの時期にも起こる可能性がありますが、90%は黄体期に起きます。つまり排卵が終わった後で次の生理が来る前に起こりやすいです。
排卵があれば誰でもなり得る病気だそう。排卵の時に卵巣から多量に出血するとお腹に当たるので痛みが出るんだそうです。
診てくれた産婦人科の担当医師はとても優しく細かく丁寧に説明してくれた。
痛み止めが効いて楽だったのに、内診をした後からまた激痛に襲われる。絶対安静が必要なようでもし痛みがひどい様だったら入院をした方がいいと勧められ、しばらく悩みましたが結局入院することにした。
入院生活
点滴で痛み止めをしながら、飲み薬も処方してもらいすぐに飲む。少しすると痛み止めが効き始め、だいぶ楽になりました。
時刻は12時半。
夜中から食べ物はもちろん水分すら取っていないことに気づき、やっと水分補給をしてほんの少しだけ食事を口にした。
が、食べるとお腹が膨れるからなのか、再び痛みが襲ってくる。せっかく痛み止めが効いていたのに・・・楽な体制を見つけることができたので、また少しだけ眠った。
部屋は個室だったこともあり子供たちは元気いっぱいでずっと騒いでいた。しかし、いくら個室とはいえここは病院。ご迷惑をおかけしてはいけないのと、私もかまってあげることが出来ないので帰ってもらった。そこから再び夕食まで寝続けた。
寝起きは、薬が効いているようで随分と楽になっていた。もう治ったんじゃないかと思うくらい。でもトイレに行った後にそれは錯覚だったと気付かされるのだった。
食べると痛くなる気がしたので、夕食はおかずだけ食べて横になった。眠る直前の22時に痛み止めを飲み就寝した。もし夜中に痛みで起きるようなことがあれば点滴をお願いしようと思っていたが、朝までぐっすりだった。起床は6時。結構寝てるし(笑)
翌日には退院
起きてから、病室内にあるトイレまで歩いて行ってみる。久しぶりに歩いたが意外と問題なさそうだった。ただ、用を足した後はやっぱり痛みがやってくるので、すぐに痛み止めを飲んだ。朝食は昨日よりも食べることができ、だいぶ回復していると感じた。
9時前に回診に来た先生に「痛み止めが効いて我慢できるくらいの痛みだったら退院したい」と伝えたところ「あまりお勧めはしないけど、もし自分が大丈夫だと思ったら退院はできるので看護師に伝えてください」ということだった。ただ、退院すると点滴ないのは不安かもと伝えると、今飲んでいる痛み止めと同時に服用できる痛み止めをもう一種類出してもらうことになった。
ご飯食べたり、売店まで歩いてみたり、トイレに行ったりしてみて、退院することを決めた。
退院後
家に帰っても安静にするのは変わらないので、ずっとソファに横になったり足を伸ばして座ったりして、家事は旦那がしてくれた。晩ご飯は長男も一緒に親子丼を作ってくれた。病気になるのは嫌だけど、至れり尽くせりの家族の姿にもう少しだけ安静にしていたいと思った(笑)
帰宅後、一番にシャワーに入ったがずっと立っているだけでお腹と腰への負担が大きく痛みが増してきた。まだ痛み止めの飲める時間ではなかったので、飲める時間になるまでひたすら我慢することになった。薬が効き始めると痛みを忘れてしまい普通にベッドで寝ようと横になると、再び激痛が!!どんなに体勢を変えても痛みは変わらず、仕方ないのでこの日はソファで寝ることにした。
帰ってきたのに、ベッドで寝れないなんて・・・( ;∀;)
こんな生活いつまで続くんだろうと思った夜だった。
Part3へ続く。